指先のおしゃれを楽しむアイテムとして、ジェルネイルとマニキュアはどちらも定番の選択肢。
しかし、「ジェルネイルとマニキュア、何が違うの?」「自分に合うのはどっち?」と迷っている方も多いのではないでしょうか。
この記事では、現役ネイリストの私が、ジェルネイルとマニキュアの違いを徹底的に比較解説!
それぞれのメリット・デメリットはもちろん、仕上がり、持ち、費用、施術時間、オフの方法、デザイン例、ケア方法、サロン選びのポイントまで、写真付きで分かりやすく解説します。
さらに、ジェルとマニキュアを併用する方法や注意点、よくある質問にもお答えしますので、ぜひ最後まで読んで、自分にぴったりのネイルを選んで、指先を美しく彩ってくださいね!
ジェルネイルとマニキュア、それぞれの魅力を徹底解剖!
ジェルネイルとマニキュアは、どちらも爪を彩るネイルアートですが、その性質や特徴は大きく異なります。
自分に合ったネイルを選ぶために、まずはそれぞれの基本的な違いを理解しておきましょう。
ジェルネイルとは?
ジェルネイルは、液状の樹脂を爪に塗布し、UVライトやLEDライトに当てて硬化させることで固まるネイルのこと。
ぷっくりとした厚みとツヤのある仕上がり、そして約3~4週間という長持ちさが最大の魅力です。
デザインの自由度も高く、様々なアートを楽しむことができます。
マニキュアとは?
マニキュアは、有機溶剤に顔料を混ぜて作られた塗料で、爪に塗布して自然乾燥させることで固まります。
手軽に塗ることができ、除光液で簡単に落とせるのが特徴です。比較的安価で、気軽にネイルを楽しみたい方、週末だけネイルを楽しみたい方、職場などでネイルが禁止されている方におすすめです。
ジェルネイル vs マニキュア:徹底比較
項目 | ジェルネイル | マニキュア |
---|---|---|
固め方 | UV/LEDライトで硬化 | 自然乾燥 |
持ち | 3~4週間 | 1~2日 |
仕上がり | 厚みとツヤがある | 薄く、自然な仕上がり |
デザイン | 多彩なアートが可能 | シンプルなデザインが中心 |
費用 | 比較的高価 (サロン:5,000円~, セルフ:初期投資2,000円~) | 安価 (1本100円~) |
施術時間 | 長め(1時間~) | 短め(30分~) |
オフの方法 | 専用リムーバーでオフ | 除光液でオフ |
爪への負担 | 適切な施術で最小限に | ジェルネイルより少ない |
ジェルネイルのメリット・デメリット
メリット
- 長持ち: ライトで硬化させるため、マニキュアよりもはるかに長持ちし、3〜4週間程度美しい状態をキープできます。
- デザインの自由度が高い: 複雑なアートや立体的なデザイン、ストーンやパーツなども使用でき、デザインの幅が広がります。
- 強度がある: 衝撃や摩擦に強く、爪が割れにくくなるため、爪を保護する役割も果たします。
- ツヤと輝きが美しい: ぷっくりとした厚みとツヤのある仕上がりで、指先を華やかに演出します。
デメリット
- 費用が高い: マニキュアに比べて、施術費用や材料費が高額です。
サロンでの施術は5,000円〜10,000円程度、セルフで行う場合も初期投資として2,000円〜3,000円程度かかります。 - 施術時間が長い: デザインにもよりますが、1時間~2時間程度かかります。
- オフに時間がかかる: 専用のリムーバーや器具が必要で、オフに30分~1時間程度かかります。
- 爪への負担: 施術方法やオフの方法によっては、爪が薄くなったり傷んだりする可能性があります。
爪が弱い方は注意が必要です。
マニキュアのメリット・デメリット
メリット
- 手軽で簡単: 気軽に塗ることができ、特別な技術や道具は必要ありません。
100円ショップでも購入できる手軽さも魅力です。 - 費用が安い: マニキュア液と除光液があれば、手軽に始めることができます。
1本100円〜500円程度で購入できます。 - 施術時間が短い: 10分~30分程度で仕上げることができます。
忙しい方にもおすすめです。 - オフが簡単: 除光液で簡単に落とすことができます。
コットンに除光液を含ませて爪を拭き取るだけでOKです。 - 爪への負担が少ない: ジェルネイルに比べて、爪への負担が少ないです。
爪が弱い方にも安心です。
デメリット
- 持ちが悪い: 1~2日で剥がれ始めることがあります。
水仕事が多い方などは、特に持ちが悪くなる傾向があります。 - デザインの自由度が低い: 複雑なアートや立体的なデザインは難しいです。
- 強度が弱い: 衝撃や摩擦に弱く、爪が割れやすいです。
爪を保護する効果はあまり期待できません。 - 乾くまでに時間がかかる: 完全乾燥までには、数時間かかる場合があります。
乾く前に触ってしまうと、ヨレたり剥がれたりする原因になります。
どっちを選ぶ?おすすめの人
ジェルネイルがおすすめの人
- ネイルを長持ちさせたい人
- 複雑なアートやデザインを楽しみたい人
- 爪を補強したい人
- 特別なイベントやoccasionsに
マニキュアがおすすめの人
- 気軽にネイルを楽しみたい人
- 費用を抑えたい人
- 頻繁にネイルカラーを変えたい人
- 週末だけネイルを楽しみたい人
- 職場などでネイルが禁止されている人
- ネイルにアレルギーがある人
それぞれのケア方法
ジェルネイルのケア
- 定期的にサロンでメンテナンスを受ける
- 乾燥を防ぐため、ネイルオイルやハンドクリームで保湿する
- 爪切りやヤスリで爪の長さを整える際は、ジェルを傷つけないように注意する
マニキュアのケア
- トップコートをこまめに塗り直すことで、持ちとツヤをキープする
- 除光液はアセトンフリーのものを使用する
- 乾燥を防ぐため、ネイルオイルやハンドクリームで保湿する
サロン選びのポイント
- 衛生管理がしっかりしている
- ネイリストの技術力が高い
- デザインのバリエーションが豊富
- 料金が明確
- アフターケアが充実している
ジェルネイルとマニキュアの併用について
ジェルネイルとマニキュアは、基本的には併用しない方が良いでしょう。性質の異なる2種類を併用すると、剥がれやすくなったり、爪に負担がかかったりする可能性があります。
ただし、以下のような場合は併用が可能です:
- ベースコートとしてマニキュアを使用: ジェルネイルを塗布する前に、ベースコートとしてマニキュアを塗ることで、爪への負担を軽減することができます。おすすめは、OPIの「ナチュラルネイル ベースコート」です。
- マニキュアの上にトップコートとしてジェルネイルを使用: マニキュアの持ちを良くするために、トップコートとしてジェルネイルを塗ることも可能です。
おすすめは、Seche Viteの「ドライファスト トップコート」です。
よくある質問
Q. ジェルネイルをオフするにはどうすればいいですか?
A. ジェルネイルをオフするには、専用のリムーバーとアルミホイル、ウッドスティックなどが必要です。
リムーバーをコットンに含ませ、爪に当ててアルミホイルで包み、10~15分ほど置いてからジェルを剥がします。
Q. マニキュアを早く乾かす方法はありますか?
A. マニキュアを早く乾かすには、冷風を当てたり、速乾スプレーを使用したりする方法があります。
また、薄く複数回に分けて塗ることで、乾燥時間を短縮することができます。
Q. ジェルネイルは爪を傷めますか?
A. ジェルネイル自体は爪を傷めませんが、無理やり剥がしたり、オフの際に爪を削りすぎたりすると、爪が薄くなったり傷んだりする可能性があります。
まとめ:自分にぴったりのネイルで指先を美しく!
この記事では、ジェルネイルとマニキュアの違いについて、メリット・デメリット、選び方、併用方法、ケア方法、サロン選びのポイントなどを詳しく解説しました。それぞれの特性を理解し、自分のライフスタイルや好みに合わせて、ぴったりのネイルを選んで、指先のおしゃれを楽しみましょう!